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平出 哲也; 古田 光*; 鳥養 佑二*; 藤村 由希; 満汐 孝治*
JJAP Conference Proceedings (Internet), 9, p.011106_1 - 011106_7, 2023/00
低エネルギー重水素プラズマに暴露した多結晶タングステン(ITERグレード)試料を、Naを陽電子源として用い、陽電子消滅寿命測定を実施した。重水素プラズマのエネルギーは低いため、その効果は表面付近のみに現れると予測された。しかしながら、プラズマに暴露した試料の陽電子消滅平均寿命は暴露処理していない試料よりも長くなった。さらに、試料が2mm程度の厚みであるにもかかわらず、プラズマを暴露した面ではない反対側の面の測定を実施しても、表面とほぼ同じ結果が得られた。タングステン中に水素や重水素が存在することで欠陥が導入されるという報告は今までにないが、この結果は試料内部において重水素の影響で欠陥が導入された可能性を示している。
西谷 健夫
JAERI-M 89-138, 32 Pages, 1989/10
重水素放電を行うトカマク装置において、中性子モニターの出力値と総中性子発生量の関係を較正し、総中性子発生量を精度よく測定することは、核融合利得Qを評価する上で極めて重要である。JT-60では大電流化改造後、重水素運転を標準とすることを予定しており、その中性子発生量は核分裂計数管を用いて測定することを計画している。ここでは、中性子発生源のポロイダル分布を考慮したMCNPモンテカルロコードにより、核分裂計数管の、発生中性子に対する検出効率を計算し、そのプラズマパラメータ依存性、検出器の位置依存性を評価した。その結果、UおよびUの核分裂計数管の検出効率の不確定性は、それぞれ13%、9%であった。